問診・検査について
歯科で治療を受ける前に、歯周病の重度、歯周ポケットや歯槽骨の状態を把握する必要があります。いきなり治療を受ける前に、問診や検査を行いご自身の口腔内の状態を調べます。
歯周病の進行レベル検査
歯周病は、歯周病菌という細菌によって起こる病気です。歯周病の進行レベルが高いほど腫れがひどく、歯周ポケットからの出血や蓄膿、歯垢や歯石の沈着などが確認できます。
歯周病には重症度にあわせて1~4レベルに分かれます。患者様の歯周病の進行状況を確認してどの段階まで達してるかを検査します。
CTレントゲンで造影
歯周病が進行すると、歯周ポケットという歯周病菌が常在し繁殖するのに最適な隙間ができます。そうすると、表面上ではわかりませんが、歯を支えている歯槽骨が吸収されていきます。CTやレントゲンによる造影機で撮影を行い、現在の歯槽骨の吸収具合等を確認します。
歯周ポケットの確認
歯周ポケットは、深ければ深いほど進行レベルが高くなります。当院では、歯周病にかかっている歯と歯肉の間を観察し、ポケットも深さがどこに達しているかをみます。
歯のぐらつきを観察
歯周病の進行レベルが3~4の段階にきている歯は、歯が浮いてしまうか、最悪の場合抜け落ちてしまいます。器具を歯の接触部に当て、左右前後に動かしながら歯がぐらついてないか確認します。
また、浮いているか確認する為、咬み合わせの異常もチェックします。