顎関節症・噛み合わせ
顎関節症・噛み合わせ
顎関節症・噛み合わせについて
顎関節症・噛み合わせとは
口を開閉した時「かっくん」「がさがさ」と音が聞こえたり、痛みや違和感を感じる、大きく口が開けられない等の症状がご自身で確認できたら「顎関節症」の疑いがあります。原因はさまざまあり、睡眠時の歯ぎしりによる癖や、日常から常に食いしばりがある場合には顎関節症になりやすいとされています。顎関節症の症状として肩・首のこり、めまい、耳鳴り、頭痛、吐き気や、進行すると不眠症、視野狭窄、内臓機能低下、自律神経失調症やうつ病などに発展していくことがあります。また、顎関節症は歯の状態も関係してきます。むし歯や治療した歯の高さが違い咬み合わせがうまくいってないことが原因で顎関節症を発症することもあるので、ご自身の顎関節症はどこからきているのか正しい診断が必要です。
顎関節症・咬み合わせのセルフチェック
顎関節症チェック
顎関節症はご自身で確認できる症状です。以下のチェック項目をご確認いただき、一度当院へ受診されることをおすすめします。
顎関節症の症状について
顎関節症で悩む方の多くは、ブラキシズム(歯ぎしり)が原因です。正常に咬み合わさっていた歯が破折したり、欠けてしまうほか、症状が進行すると歯が浮いたりゆれた感覚がしたり、冷たいものがしみたりします。また、インプラントによる補綴(ほてい)を行っている場合、最悪顎の骨より抜け落ちてしまうケースも少なくはありません。他にも舌痛症やいびきなどの症状もあります。症状が出ないうちでも、早めの治療を検討されるとよいでしょう。
ブラキシズム(歯ぎしり)とは
食事中の咀しゃく以外の時間で、上下の歯を無意識に咬み合わせてしまう非機能性咬合習癖を指します。起床時や普段の生活の中で顎に倦怠感や違和感を感じる場合は、もしかすると無意識のうちにブラキシズムを引き起こしている可能性があります。また、ブラキシズムには種類があります。音で他人にもわかることもありますが、他人にはわからずご自身の自覚がなければ気づかない癖もあるので、普段からの注意が必要です。
グラインディング
上下の歯を強くこすり合わせます。かなり強い咬み合わせでこするため、音が響きまわりの人にも周知されやすいです。特に就寝時に多くみられます。
クレンチング
上下の歯を強く咬み合わせます。運動をしたり、精神的にストレスを感じて身体が緊張状態にある時にやる事が多く、常に日常で無意識のうちに強く咬んでしまいます。音も出ないので、周りには周知されにくいです。
タッピング
上下の歯を「カチカチ」と連続して咬み合わせます。他のブラキシズムと比べ発生頻度は少ないですが、繰り返しこれを行うことにより顎関節症になりやすくなってしまう恐れがあります。
舌痛症(ぜっつうしょう)とは
舌がピリッと電流が走っているかのように痛い。あるいは、何だかずっと舌にしびれを感じている。そんな症状に悩まされている時は、「舌痛症」の可能性があるといわれています。主に舌痛症は、入れ歯や虫歯などの歯科治療(薬剤など)、神経系の異常(神経回路が正常に働いていない)、睡眠不足、体調不良などが原因と言われています。これらの原因井関係があるとして、顎関節症での噛みしめが上げられます。長時間の噛みしめにより自律神経のバランスが崩れ、舌痛症も含め肩こりや睡眠障害などの全身症状を伴います。舌痛症の症状は主に以下の3つになります。
舌がビリっと痛む
舌痛症の最大の特徴として、「舌に電流が走ったようにビリっと痛む」状態が上げられます。1日中居ても立ってもいられないほどの痛みから、動いていれば何とも感じないけれどじっとしていると猛烈に痛みを感じてしまうタイプまで存在するといわれています。
じっとしていると痛む
舌痛症はじっとしていると痛みが増幅すると考えられています。
腫れや炎症がなく、痛みだけ
舌痛症の代表的な症状に、腫れや炎症といった「外見的な特徴が見当たりにくい」ということが上げられます。
いびき
いびきと顎関節症に直接的な因果関係はありませんが、顎の形といびきには関連性があります。下顎が小さく関節が後ろに下がっている人だと、寝ている時に舌の付け根が無意識のうちに下がってしまいます。この状態だと気管が狭くなりますので、睡眠中の口呼吸がいびきになってしまうのです。顎関節症の治療を行うことで、後ろに下がっていた顎の位置を整えることで、いびきが改善された例もあります。
顎関節症により起こる障害について
顎関節症は、頭蓋骨に接している左右の顎関節がさまざまな機能障害により口が開かなくなったり、普段はしない音がし始める症状を指します。特徴的な症状は大きく4つに分けられ、「運動機能障害」「関節包・靭帯に起こる障害」「関節円板に起こる障害」「変形性関節症」などがあります。
運動機能障害
歯ぎしり(ブラキシズム)は主に過度なストレスや精神状態が緊張しているときに無意識に行ってしまう非機能性咬合習癖といわれる癖です。ブラキシズムの行為が生じる時は常に身体はストレス状態に冒されているため、咀しゃくする時に使う顎の筋肉などが過度な緊張により硬直し始め、痛みが走るなどの運動機能障害に発展します。
関節包・靭帯に起こる障害
例えるなら「顎の捻挫」といえる障害です。接しあってる骨を包むように存在する関節包や靭帯に過度な力が加わって捻った状態になります。放置するといずれ炎症が起き、何もしなくても鈍痛を感じるようになります。
関節円板に起こる障害
「関節内障」という障害が出たときの症状のひとつとして、「関節円板の前方転位」というものがあります。転位してしまったら、口を開閉するときにカチカチと音がする(クリック音)ことや、口を大きく開けていられない(ロック)などの症状が現れ始めます。
関節円板の前方転移とは
接しあってる顎関節同士のクッション材ともなる「関節円板」が、前方にズレてしまい、その場所で癒着をしてしまうことです。
変形性関節症
顎関節に何度も強い負荷や衝撃を長期間与えてしまうと、骨の表面が吸収されその周りに新しい骨が形成されてしまう症状を指します。咀しゃく時や口の開け閉めを行った時、新しい骨がこすれる音(「ゴリゴリ」「シャリシャリ」など)が聞こえ始めたら、まずは変形性関節症を疑いましょう。
顎関節症の治療について
マウスピースによる治療
舌がピリッと電流が走っているかのように痛い。あるいは、何だかずっと舌にしびれを感じている。そんな症状に悩まされている時は、「舌痛症」の可能性があるといわれています。主に舌痛症は、入れ歯や虫歯などの歯科治療(薬剤など)、神経系の異常(神経回路が正常に働いていない)、睡眠不足、体調不良などが原因と言われています。これらの原因井関係があるとして、顎関節症での噛みしめが上げられます。長時間の噛みしめにより自律神経のバランスが崩れ、舌痛症も含め肩こりや睡眠障害などの全身症状を伴います。 舌痛症の症状は主に以下の3つになります。
スプリント
主に開口の困難や、音が鳴る等の異常が認められたときに使用する治療器具です。患者様一人ひとりにあわせて製作したものをしばらく使用していただき、あごの関節内部が正常な位置に戻るよう矯正します。
INFORMATION
急に歯が痛くなってしまった方でもご対応させて頂いております。歯が痛くなくても予防やメンテナンスも行っておりますので、まずはご気軽にお問い合わせ下さい。
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