歯周病の治療

歯周病について

歯周病チェック

「もしかして歯周病かも?」と、少しでも疑いがある場合、下記の1つでも該当したら歯周病の疑いが。早めの受診が歯肉病の進行を食い止められるかもしれません。

  • 歯茎が赤く、腫れた感じがする。
  • 歯と歯茎の隙間から膿が出ている。
  • 歯周ポケットがかなり深い。
  • 歯石が溜まっているのが眼で確認できる。
  • 歯茎から出血することがある。
  • 歯茎が下がって歯が長く見える。
  • 歯を指で押すとぐらぐらする。
  • 起床時、口腔内がねばつき、味がする。
  • 口臭が気になる(指摘された事がある)。

歯周病の問診・検査について

問診・検査について

歯科で治療を受ける前に、歯周病の重度、歯周ポケットや歯槽骨の状態を把握する必要があります。いきなり治療を受ける前に、問診や検査を行いご自身の口腔内の状態を調べます。

歯周病の治療について

治療を受ける前に

歯周病は毎日の継続的なブラッシングと、フロスによる歯垢の除去により予防できます。ご自身でプラークコントロールを行いましょう。

プラークコントロールとは?

歯周病菌を生み出す原因となる歯垢(プラーク)を溜めないようにコントロールするものです。定期的に口腔メンテナンスを受けていても、普段からのブラッシング等を行わないと何度も歯周病を再発することになります。

歯周病の治療について

スケーリング歯茎から見えている部分の歯石除去

スケーリングとは、歯肉縁上(歯茎から見える部分)に付着した歯石や固くなった歯の汚れを、歯石専用の器具(超音波スケーラー)で除去する治療方法です。歯石は、口腔内のプラークとCa成分が石灰化し、付着したものを言います。歯石の付着を放置してしまうと、そこから歯周病菌が異常増殖してしまい、歯周病の原因になります。通常の歯石取りとは違い、除去した後に歯周病菌の有無を確認する為、数週間後に再検査を行います。

ルートプレーニング歯茎より見えない部分の歯石除去

スケーリングとは、歯肉縁上(歯茎から見える部分)に付着した歯石や固くなった歯の汚れを、歯石専用の器具(超音波スケーラー)で除去する治療方法です。歯石は、口腔内のプラークとCa成分が石灰化し、付着したものを言います。歯石の付着を放置してしまうと、そこから歯周病菌が異常増殖してしまい、歯周病の原因になります。通常の歯石取りとは違い、除去した後に歯周病菌の有無を確認する為、数週間後に再検査を行います。

歯肉縁上プラーク

歯ぐきより上の歯面についているプラークで、患者様ご自身で確認できます。(プラークを染め出す薬で赤く染まる部分)

歯肉縁下プラーク

歯肉構(歯と歯ぐきの間の溝で、歯周炎の場合は歯周ポケットといます)内のプラークで、目で見ることはできません。

咬合調整・歯冠形態修正

咬合調整

歯周病の状況により歯間に隙間ができると、歯が移動する習性があるので、咬み合わせる時に過度の力が加わり、歯周病が悪化するケースがあります。よって、咬み合せを調整することで、歯への過度な負担を解消させます。検査時に、どこの歯が突出しているか確認し、上下の歯を合わせた時に隙間がないぴったりとはまる位置に調整をします。

歯冠形態修正

歯周病の状況により歯間に隙間ができると、歯が移動する習性があるので、咬み合わせる時に過度の力が加わり、歯周病が悪化するケースがあります。よって、咬み合せを調整することで、歯への過度な負担を解消させます。検査時に、どこの歯が突出しているか確認し、上下の歯を合わせた時に隙間がないぴったりとはまる位置に調整をします。

その他の治療

歯周ポケット掻爬(そうは)

歯周病を根治する為には、歯周病菌を減らすことが第一ですが、同時に歯周病菌の温床となってしまう歯周ポケットをなくすことも必要となります。歯周ポケット掻爬(そうは)とは、通常治療であるスケーリングやルートプレーニングで歯石や歯の表面に固まった汚れを除去した後、歯周病が進行して、炎症を起こし歯周病菌に感染している歯肉の組織を切除する治療法です。切除後は期間を置いて再検査を行い、治癒が確認できたら定期的なメンテナンスで再発を予防します。

歯肉剥離掻爬(そうは)

スケーリング・ルートプレーニングなどの基本治療で歯周病の根治に至らない場合、歯肉を切り開いて直接患部を治療する必要があります。歯肉剥離掻爬(そうは)とは、歯周病に冒されている患部を、メスで切り開き処置を行う口腔外科手術です。通常治療と大きく異なる部分として、歯周ポケットに器具を入れて除去する治療法で万が一取りきれない部分を、実際に肉眼で確認しながら患部を取り除けることができます。

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